銀行員全般

銀行員の一日のスケジュールを公開【富裕層営業】

目次

06:00~07:00

まず家を出る1時間前に起床し、身支度をします。

朝食を取りながらテレビ東京のモーニングサテライトから情報収集を行います。この番組はマーケット関連の情報をまとめてくれているので、軽く見流していきます。

07:00~08:00

この時間に出勤していきます。出勤中もアプリやSNSなどから情報収集を行います。

私は毎朝支店の全体朝礼の時にマーケットコメントや営業に役立ちそうな情報をまとめて発表しているので、プレゼンに使えるような情報を集めるという視点で読み込んでいます。

具体的な情報源としては以下を参考にしています。

一番大事なのは一次情報のチャートから見て値動きを予想していきます。その後に値動きの理由をニュースで解答を探していくようにしています。参考ページ

この理由はお客様に値動きの理由を求められたときに答えられるようにしておくためです。

08:00~08:45

支店に到着後、メールチェックと1日のスケジュールの再確認をします。

私の場合、この後毎日マーケットコメントを行っています。この時の内容で意識しているのは

「結論、OOという提案をします。

今日ニュースでOOと報道されていました。

これをOOのように解釈した場合この商品が良いと思います。

顧客心理的にOOのデータを見せると心理的なハードルが下がるかもしれません。」

とそのまま顧客に提案できるような提案かつ自分ならではの考察が入っているかどうかです。これを愛用のホワイトボードで書き出して話しています。

この後ほぼ毎日、前日顧客と話してある資料をリストアップしているのでそれを準備しつつ、その資料に添える直筆の手紙を書いていきます。

手紙の内容もできるだけパーソナライズして、趣味や金融以外の悩みなどわかっていたらそれに関連するWEBページの印刷などを添えたりと印象を1㎜でもよくしていきます。

08:45~09:00

この時間は朝礼です。スケジュールの確認や成功事例のシェア、私のマーケットコメント、支店長からのコメントのような流れで行っています。

幸いなことに他の銀行のようにくだらない詰めはありません。

この朝礼から読み取ることは沢山あって成功事例の内容が面白かったら、その先輩の話を聞きに行き、自分の案件として転用できないかを毎日検討します。

また管理職が話している内容から上席が今何を求めているのかを考えます。

収益に関してなのか、マネジメント面での改善期待なのかを読み取り、言われる前に自分の行動を変えたり周りに呼びかけを行ってより支店の雰囲気が悪くならないように立ち振る舞いを決めます。

正直ここの空気が読めない人は顧客に対しても空気読めないと思います。

09:00~12:00

正直アポ次第ではあります。午前中は基本的には電話をずっとしています。

私の場合、毎日電話する先に関してはスケジュールしています。

スケジュールしてある架電先に仮に電話に出なかったとしても必ず折り返しをいただけるようにメッセージを吹き込んで置き、午後以降の折り返しを待ちます。

それ以外が新規・既存を稼働させるために掘り起こし電話を行います。私のスタイルでは外回りを極限までしないようにして時間を自分のペースで使えるように工夫しています。

12:00~13:00

ランチに行きます。私の勤務先は大手町なのでランチは高いです。けどめちゃうまいです。

リフレッシュで神田まで行くこともあればコンビニで済ますこともあります。

できれば同僚や先輩のコミュニケーションを取りたいので他の人とランチを組むか、本か動画でインプットしながらのランチになります。

同僚や先輩たちの話から不文律の営業の方法を学ぶこともかなり重要であると考えます。

このサイトはそんな不文律を明文化したくて運営しています。

ちなみに世の中のランチに行く時間がない個人営業の銀行員は仕事ができないので予定がギチギチなんだと思ってます。

13:00~15:00

午後は大体アポが入っています。

投信や保険、不動産、節税など様々なニーズのあるお客様に質問しながら提案を考えていきます。

ランチを食べた後満足してからアポに臨むようにしています。朝の頭が完全に回りきっていない時間で電話やメールチェック、プレゼン作成でエンジンをかけて、午後のアポにトップギアで臨めるようにしていきます。

大手町のお客様は企業役員や外資系の企業の管理職の方が多く、時間を自分で決められる方が多いような印象を受けます。

15:00~17:00

ここで一旦分けた理由は、銀行の扉が15:00で閉まるからです。これは金融庁が営業日09:00~15:00の間は必ず開けるように決めているからです。

自粛警察の方、金融庁に文句言ってください。

冗談はさておき、送金・現金関係の取引や投信の発注もこの時間に締めになります。

この時間以降のアポで投信の話になった場合、発注が翌営業日になるのでなるべくマーケットにかかわる相談等は15:00までに収まるように工夫します。

締めの前は契約、締めの後はマーケットに関係ない、またはニーズヒヤリングのアポと使い分けています。

17:00~19:00

17:00が定時になります。アポが終わり次第、その日の面談の記録作成や次の提案するストーリーや郵送物のリスト、次のアポや連絡予定日を予定表に記録していきます。

その後、スケジュール的に連絡した方が良い開拓先や既存の掘り起こしの架電を数本とメールしか返してくれなさそうな先5名に面談依頼を送って帰ります。

19:00~20:00

帰宅途中は、本かYoutubeで興味のある内容を学習しながら帰ります。動画での学習はテーマだけ決めれば受動的に入ってくるので疲れているときには最適な学習法法です。

今個人的に勉強しているのは趣味も入りますが、SEOとPythonです。

20:00~23:00

風呂や晩御飯、その他の家事等を行って、恋人や友人とlineや電話をしたりして過ごします。TVを見たり、ブログを書いたり漫画を読んだり自分のやりたいことをしていきます。

23:00~24:00

この時間には就寝します。寝る前に翌日に着るスーツや荷物の準備等を行って朝なるべく決断に脳を使わないように工夫します。割とこれ大事です。

まとめ

僕の場合、マーケットが結構好きなので自然とSNSやふと見るアプリがすべてチャートが載っていたり、マーケット関連のニュースであることが多いのでこの一日のふとした瞬間にマーケットインプットが入っています。

毎日少しずつ時間の使い方や電話やメールの仕方、トークの内容、提案の見せ方をちょっとでもいいので改善していくように心がけています。

毎日が真剣勝負で、部活動の試合の前後のような準備をして臨むようにしていきます。

そうすると自然体で仕事ができるようになってくるのでそのころには結果が数字となってでてきます。

またマインドセットとして銀行は非効率だと騒ぐだけのやつは正直他の上の年代の使えないやつと同じ匂いがします。

どう改善できるかという姿勢をまず自分が一貫して持ち同期や年代の近い先輩に伝播させていき、下からの改革を行う姿勢がない奴は他の企業でも文句を垂れて終わります。