セカンドキャリア

【銀行員転職→fintech企業】何で払うのが最適か?を教えてくれるAIクレジット

目次

要旨

AIクレジット

=キャッシュレス決済×コンテンツマーケティング×AI(スクレイピング)

銀行員は決済サービスでの知見は活かせるかもしれないがバリューを出すのは難しい。金融知識を活かそうと考えるよりはIT企業に転職するイメージの方がよい。

AIクレジットとは?

基本的にはITのシステムの設計・保守・運用・コンサルティングを行う会社で主力商品としてAIクレジットというキャッシュレス決済を個人と場所に応じて最適化するアプリを開発しています。

新井健太CEOと足澤憲CTOがポイ活とクレカマニアという個人の強みを前面に出してAIクレジットというサービスを作ってように見えます。

また新井CEOと足澤CTOと中島賢社外取締役の三人しか社員がおらず、そのほかは業務委託というイマドキの組織である。

AIクレジットのアプリの収益構造は?

乱立したキャッシュレス決済の最適化を望む個人をターゲットにアプリで集客を行い、その個人に自社商品を紹介したい企業から広告やアフィリエイトの手数料を貰うビジネスモデルである。

ここで使われているのはコンテンツマーケティングで、「キャッシュレス決済の最適化」というコンテンツで個人を集客しています。

会社の方針は?

このサービス自体はFUNDINOでクラウドファンディングをして、資金を集めています。

その資料から2025年に売上高26億円以上、IPOを目指すとのことです。

AIクレジットという看板商品を売りながら、企業からシステム開発の受託事業も回して売り上げを立てていくようです。

どこが強みなのか?

まず社員が3人しかいないので固定費が低い点が挙げられます。

またキャッシュレス決済の情報の集め方がFinTech企業らしく、プログラムで自動で集めているようです。

その情報を元に独自の計算エンジンで最も還元率の高い決済方法を編み出しています。

加えて、株式会社スイッチスマイルの「Pinable」というBeaconプラットフォームを用いて、お店の近くに近づくとキャンペーンやセールなどのお得な情報をアプリを通じて提供する機能も搭載される予定です。

銀行員が転職するなら?

正直、生粋の銀行員は転職するのは難しいでしょう。

IPO周りの会計得意だったり、社長とのコネクションがとてつもなく強いというような強みがあれば、テック系で貢献できなくても活きる部分はあるかもしれません。

WebマーケティングやITコンサルなどの企業出身者が現在の採用希望者かと考えられます。

FinTech企業にどうしても転職したいのなら

採用意欲の高い企業は間違いなくエージェントに求人を流します。

転職するとしたら企業採用ページからの応募かエージェントの利用の二つの方法があります。

人材エージェントを活用すると年収が上がりやすいのはご存知でしょうか?

彼らの報酬体系は人材が就職するとその年収の30%が入ってくる仕組みになっているので企業側との年収交渉をしてくれるはずです。

AIクレジットを含め、fintech企業やベンチャー企業に興味のある方であれば、

こちらのベンチャー企業やIT系の転職に強みを持つエージェントを活用し、電話や面談にて、年収条件や他の企業の提案を受けてみることをお勧めします。

まとめ

企業によってはfintech企業という名前がついていてもほとんど銀行で学んでいたことをそのまま生かすことが難しいことも多々あります。

むしろ会計や営業力の部分を推した方がベンチャー企業にとってはほしい人材像に当てはまりやすいのではないでしょうか?

今すぐ転職を考えていないとしても、将来的に考えているのであれば人材マーケットの情報を集めるためにも担当者を一人はつけておくことをお勧めします。

このように他のFinTech企業に関しても発信していくのでTwitterのフォローもよろしくお願いします。