目次
要旨
d.a.t.株式会社
=AI×融資×会計
明確に金融業界出身者を求めている企業。融資のノウハウのある銀行員は採用される可能性はあるかと思います。
d.a.t.株式会社とは?
オリックスの持つ融資に関するデータと弥生株式会社の持つ会計に関するデータをもとにオンラインレンディングサービスの開発などを行っています。
AIを用いたディープラーニングでは債権回収の効率化や信用スコアによる融資審査の簡略化など金融分野と相性が良いことが多いです。
Pythonというプログラミング言語で実際に融資の貸し倒れの確からしさを検証するなど実践でもすでに行われています。
強みは?
強みはAIによるデータ分析をもとにサービスの開発をすることです。
またオリックスという大手企業のクライアントがいるというのは心強いと言えます。
関係性としては同じく信用スコアによるオンラインレンディングを行うみずほ銀行とソフトバンクとの関係性とも似ていると言えます。
銀行員が転職するなら?
採用ページによると
募集職種1 | 事業推進責任者(ビジネスティベロップメント) |
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仕事内容 | ・経営計画、事業戦略の策定 ・新規事業の創出、アライアンスの構築 ・新規プロダクト開発 |
求める人物像 | ・事業家気質を持ち、不確実なことにチャレンジできる方 ・内部要因思考(自責思考)を持ち、自ら局面を切り開く力のある方 ・協調性を持ち、チームワークで顧客に価値提供できる方 |
必要スキル | 必須: ・社会人経験5年以上 ・Excel、Powerpoint等のOAスキル、資料作成スキル 尚可: ・新規事業やプロダクト、サービスの立ち上げ経験者 ・金融業界、コンサルティング業界経験者 |
エンジニアではなくてもビジネスサイドでの募集もしているようです。
融資関係の仕事を行っていたり、行内での新規事業部門にいた場合はその経験は評価されることでしょう。
どうしてもFinTech企業に転職したいなら
採用意欲の高い企業は間違いなくエージェントに求人を流します。
転職するとしたら企業採用ページからの応募かエージェントの利用の二つの方法があります。
人材エージェントを活用すると年収が上がりやすいのはご存知でしょうか?
彼らの報酬体系は人材が就職するとその年収の30%が入ってくる仕組みになっているので企業側との年収交渉をしてくれるはずです。
d.a.t.株式会社を含め、fintech企業やベンチャー企業に興味のある方であれば、
こちらのベンチャー企業やIT系の転職に強みを持つエージェントを活用し、電話や面談にて、年収条件や他の企業の提案を受けてみることをお勧めします。
まとめ
企業によってはfintech企業という名前がついていてもほとんど銀行で学んでいたことをそのまま生かすことが難しいことも多々あります。
むしろ会計や営業力の部分を推した方がベンチャー企業にとってはほしい人材像に当てはまりやすいのではないでしょうか?
今すぐ転職を考えていないとしても、将来的に考えているのであれば人材マーケットの情報を集めるためにも担当者を一人はつけておくことをお勧めします。
このように他のFinTech企業に関しても発信していくのでTwitterのフォローもよろしくお願いします。