銀行員全般

【金融×富裕層営業で知らない人は雑魚】ZUU創業者、富田和成氏の著書まとめ

目次

富田和成氏とは

富田和成氏の略歴は以下の通りです。

  1. 一橋大学 2006年卒
  2. 在学中にソーシャルマーケティング事業IN2創業
  3. 野村証券入社 荻窪支店→プライベートバンキング部門
  4. 2011年 イェール大学 EMBA短期プログラム終了
  5. 同年 シンガポール経営大学院修了
  6. 2013年、野村證券を退社し、株式会社ZUU設立
  7. 2018年、株式会社ZUUがマザーズに上場

富田さんの著書から読み取れる特異性は、目標に対する実行力とコンサルタント的な要素分解思考力、なにより強いのは高い目標を掲げ続ける力です。

富田さんの本の内容を実践し続けてみると、自分自身入社3年目までのカテゴリーで2年目で2位と1.5倍の差を付けて収益1位を達成することができました。

目標を必要な変数に分解し、それの向上のために行動を変化させるという考え方をもたらしてくれたのは富田さんの著書(後ほど紹介します)のおかげです。

富田さんのブログはこちらです

株式会社ZUUとは

金融マンであればZUU ONLINEといいうメディアを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

金融マンや富裕層などに向けて資産運用や節税などをテーマに記事が掲載されています。

メディア事業を中核に、組織コンサルティングやフィンテック化支援、クラウドファンディング企業との提携などを行っています。

ZUU ONLINEと富田さんの実績をベースにしたマーケティングの企業と考えていいでしょう。

人材や広告などメディア事業の横展開でできることを手広く仕掛けていける企業と言えます。

著書まとめ

鬼速PDCA

金融だけでなく、何となく感覚で営業をしていて成果が上がっていない営業マンは一度読んで、書いてあることを実践するだけで上位20%になることは間違いがないと思われる内容が書いてあります。

またご自身の管理されている部署や組織がうまく活動していない場合に具体的に何が組織を目標に向かって動く要因になるのかがよくわかります。

この本を読んだうえで、あなたの状況との共通点を探し出し実践すると圧倒的な成果が出ることは間違いないでしょう。

最も大きな収穫は、普段の活動を方程式Y=A×B×Cのように分解して、その変数の向上の施策の立案→検証→再立案のサイクルを作り出すということです。

 

大富豪が実践しているお金の哲学

この本に書いてあることは再現性が高く、外注して自分が働かなくても稼げるような仕組みを作れるように、労働時間の切り売りや再現性が低く、生産性がとても高い仕事から脱却することが金持ちの稼ぎ方であるということが書いてあります。

普段の仕事でも部下や他部署をうまく活用して、自分の手作業を少なく、成果を大きく上げる仕組みを作るために働くことを意識づけるのに大きな効果のある本だと思います。

僕の中での言語化では、他人やシステムを使って自動化しレバレッジをかけて働くことがお金持ちになるということであると定義しています。

営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて

この本は私の営業人生に大きな影響を与えた本です。

私にとっての一番大きな気づきは

販売額=アプローチ数×提案機会創出率×成約率×顧客生涯価値

この概念から初めて、一つ一つの変数をいかに上昇させるかを考えながら行動しているといやでも成績が上がります。

この考えは営業だけでなく、企業活動全体にも生かすことができ、かけるだけでなくプラスマイナスや÷など方程式に落とし込む発想は本当に自由なのであなたの個性を生かすこともできると確信しています。

 

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?

他の記事でも書きましたが、筆者は野村證券のプライベートバンキング部門にいたことがあり、超富裕層の担当としての経験や日系プライベートバンカーの具体的な仕事内容を詳細に記述しています。

どの富裕層向け金融営業の頂点にはプライべーバンカーの存在がありますので、頂点の内容をまず学び自分との距離を測って日々の生活をしていくことが重要です。

富田氏自身はもうプライベートバンカーに営業を掛けられる側であり、顧客の目線もあることがこの本の大きな価値であると思います。

稼ぐ人が実践しているお金のPDCA

この本は一般の人の資産運用に法人では当たり前のBSとPLのアプローチをもたらした本でもともとPBでご活躍されていた富田さんならではの本だと思います。

お客様に提供するスタンスとご自身の資産運用と経営の資金繰りのスタンスが同じなので営業として業務をしていた時も自然にできていたのではないでしょうか。

自分にとってもお客様にとってもベストな提案をし続けるのはストレスのないことだと思います。

資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点

少し前に流行ったLIFESHIFTの話にかなり似ています。

人的資本・金融資本・固定資本・事業資本に分けてその最大化をするために日々の行動を因数分解をしましょうという内容です。

学生起業家→野村トップセールス→プライベートバンカー→上場企業オーナーが語る資本主義の本なのでそのまま鵜呑みにしてまずは実行するだけのかt

まとめ

証券マンや銀行員、保険外交員など金融商品を富裕層向けに提供する仕事をする方は一読する価値のある本だと思います。

営業やビジネスの世界では名著と呼ばれ読まれ続けている本がたくさんあります。

そのような本は資産性があり長きにわたって、仕事上での考え方などに大きな影響を与えるので、名著ほど若手の内に読んでおくことをお勧めします。