【銀行員転職→fintech企業】金融のプロ向けのAIを提供する　Alpaca株式会社

要旨

Alpaca株式会社とは？

2016年に創業されたFinTech企業で、ＡＩやビッグデータを用いて投資の助言ツールを開発しています。

SＢＩ証券や三菱ＵＦＪ銀行から出資も受けているベンチャー企業で、皆さんがFinTech企業と言われて想像するような企業ではないでしょうか。

Alpaca株式会社の顧客はヘッジファンドやロボアドなど最新のテクノロジーを用いて運用をするような運用会社が多く、プロ向けの商材を提供しています。

何を提供して稼いでいるのか？

代表的な商材を３つまとめています。

中には三菱UFJ銀行に中小企業の為替取引の助けとなるツールも開発しているようです。

AlpacaRadar

金利と債券・米国ETF/米国株式をAIを用いて値動きやトレンドを分析し中長期的な予測を出すツールです。

これは金融機関のポートフォリオマネージャーやヘッジファンドのロングショート戦略、ロボアド提供企業向けにこれらのツールを販売しています。

こちらは人間の目では見切れない多くの資産の値動きなどをAIが監視し、変化に関わる要素を独自に２０００以上洗い出しマーケットの予想をしています。

AlpacaForecast

短期的な為替市場における予測を提供するツールでトレードのタイミングやカバーのサポートを行い、運用会社の収益向上のサポートをしています。

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドとの提携

金融のメディア事業を行うミンカブ・ジ・インフォイドとの連携で互いにデータを提供しあいながらマーケット分析を行っているようです。

AIを用いた両企業のコラボレーションが期待されます。

銀行員が転職するなら

銀行員が転職するのであれば、活かせるポイントは「銀行が欲するマーケット予想ツールを具体的に導入までの内部の流れまで理解している。」という点だと考えています。

おそらくテック系のスキルがない銀行員がここで働くのであれば、市場調査部門が王道ではあると思われますが銀行自体の顧客の目線まで持っている営業経験者の知見もAlpaca株式会社では必要とされていると考えられます。

採用ページ

どうしてもFinTech企業に転職したいなら

採用意欲の高い企業は間違いなくエージェントに求人を流します。

転職するとしたら企業採用ページからの応募かエージェントの利用の二つの方法があります。

人材エージェントを活用すると年収が上がりやすいのはご存知でしょうか？

彼らの報酬体系は人材が就職するとその年収の30％が入ってくる仕組みになっているので企業側との年収交渉をしてくれるはずです。

Alpacaを含め、fintech企業やベンチャー企業に興味のある方であれば、

こちらのベンチャー企業やIT系の転職に強みを持つエージェントを活用し、電話や面談にて、年収条件や他の企業の提案を受けてみることをお勧めします。

まとめ

企業によってはfintech企業という名前がついていてもほとんど銀行で学んでいたことをそのまま生かすことが難しいことも多々あります。

むしろ会計や営業力の部分を推した方がベンチャー企業にとってはほしい人材像に当てはまりやすいのではないでしょうか？

今すぐ転職を考えていないとしても、将来的に考えているのであれば人材マーケットの情報を集めるためにも担当者を一人はつけておくことをお勧めします。

このように他のFinTech企業に関しても発信していくのでTwitterのフォローもよろしくお願いします。