目次
要旨
bitwallet PTE LTD.
=資金移動業×アプリ開発×外資系
この会社は資金移動業なのでマネロン関係の知見が生かせる企業と推測されます。個人の決済ニーズを理解し、アイデアを展開できる人材が必要とされるでしょう。
bitwallet PTE LTD.とは
2012年にシンガポールで設立された海外決済オンラインシステムの開発を行っているfintech企業です。
資金移動業とは銀行以外が送金などの決済業務を行うことをいい、収益のモデルとしては銀行よりも少額の送金に関して安い手数料を稼ぐというモデルになっています。
銀行の場合、人件費やシステム利用料によっては少額の送金だと一回当たり赤字になる可能性がありますが、アプリケーションの活用などによってそのコストが削減され収益化が可能であるという目論見でIT企業が参入しているというわけです。
強みは?
日本円・米ドル・ユーロ・豪ドルの主要4通貨をユーザー同士で送金しあうことが容易であり、海外のオンラインショッピングでも対応しているところが多いことが強みと言えます。
円高の際に他通貨を購入して、海外のオンラインショッピングで利用できるのは非常に便利で、副業で輸出入を行うならインパクトは少なからずあるのかもしれません。
イメージとしてはLinepayなどの強化版のように考えていただけるとわかりやすいと思います。
銀行員が転職するなら?
海外送金や海外決済などの国内外での個人の決済ニーズを把握して、求める機能をアプリに落とし込んだりマーケティング戦略上のターゲットの心理がわかる人材が求められてくることでしょう。
銀行のテラー業務に従事している方も貢献ができる可能性があります。
ただシステム開発が主かと思いますのでIT系の知見がないことには基本的には転職は難しいでしょう。
どうしてもFinTech企業に転職したいなら
採用意欲の高い企業は間違いなくエージェントに求人を流します。
転職するとしたら企業採用ページからの応募かエージェントの利用の二つの方法があります。
人材エージェントを活用すると年収が上がりやすいのはご存知でしょうか?
彼らの報酬体系は人材が就職するとその年収の30%が入ってくる仕組みになっているので企業側との年収交渉をしてくれるはずです。
bitwallet PTE LTD.を含め、fintech企業やベンチャー企業に興味のある方であれば、
こちらのベンチャー企業やIT系の転職に強みを持つエージェントを活用し、電話や面談にて、年収条件や他の企業の提案を受けてみることをお勧めします。
まとめ
企業によってはfintech企業という名前がついていてもほとんど銀行で学んでいたことをそのまま生かすことが難しいことも多々あります。
むしろ会計や営業力の部分を推した方がベンチャー企業にとってはほしい人材像に当てはまりやすいのではないでしょうか?
今すぐ転職を考えていないとしても、将来的に考えているのであれば人材マーケットの情報を集めるためにも担当者を一人はつけておくことをお勧めします。
このように他のFinTech企業に関しても発信していくのでTwitterのフォローもよろしくお願いします。