目次
結論
現職でのポジションで自分の成果向上のためにコンサルする
莫大な量のインプットをして現職の業務を改善でアウトプットする
現職に関する深い知識を持つ
コンサルの仕事内容の概要
クライアントの業務プロセス改善や戦略立案が元来のコンサルの仕事内容でしたが、現状ではCRMの実装などの実行支援まで行うビジネスモデルに徐々に変化してきているようです。
実際採用を増やしているコンサルティングファームではシステムの実行支援をするSIerのような仕事内容をすることが多いようです。
また広告などのクリエイティブを行う企業を某大手コンサルティングファームが買収するなど、企業のコーポレートからマーケティング戦略まですべて実行支援できる組織に変容しているようです。
コンサルに転職してやる業務内容は最初はシステム開発の末端ポジションで、徐々にそれを管理するポジション(マネージャー)や顧客の問題点を発見するポジション(プリンシパル・シニアマネージャー)のように商流を登っていくイメージのようです。
自分の業務や部署をコンサルしてみよう
コンサルに転職するのであれば職務経歴書に書けるような実績とコンサルティングファームの人事から見て評価できるような働きや思考をアピールする必要があります。
例えば営業であればわかりやすく営業戦略をコンサルのようにデータの分析し示唆出しした後に、行動計画を立てて自分の年次の期待値のはるか上の成績をたたき出す必要があります。
また業務改善であれば支店や支社の数字を向上させる施策を策定、再現可能性が高くエクセルマクロレベルでも良いのでITを活用したシステム作りに取り組んでみることなどを挙げることができます。
企業のコンサルをしたいだけなのであればその成果で社内で希望のポジションにつくこともできるかもしれませんし、コンサルをする過程でインプットとアウトプットを膨大な量をこなす必要があるので自然とスキルや知識が付きます。
書類上の知識のインプットと体験知獲得のアウトプット
コンサルティングファームにおいては「知っている」という概念の求められる水準は、各業界のクライアントと対等に課題に関して議論できるレベルの知識水準を求められます。
転職して担当セクターが決まる前に情報のインプットをしても意味がないのでお勧めとしては以下です。
- 金融マーケットの情報をアナリストレベルまでインプットして顧客に還元する
- プルデンシャル生命や野村證券並みの保険・証券の営業スキルを短期間で獲得する
- 融資に関する知見を審査部レベルまで引き上げる
クライアントとなりうる人材のレベル感を銀行内部に置き換えて底と同等に議論できるだけの知識をできるだけ早く、身に着け活用できるようになるのはまさにコンサルティングファームで求められるスキルに違いありません。
その知識をもとに営業成績が向上したのであれば、書類上の知識だけではなく体験的な知識も獲得できているはずです。
ある程度銀行リテールの収益構造やビジネスモデルへの理解が進んでいるのであればコンサルに転職後ITシステムで導入するべき課題や銀行内部の社内政治の雰囲気などがよく理解できているはずなので、コンサルに行って専門的な知識として活躍できる可能性があります。
転職するのであればエージェントは賢く使え
基本的にコンサルティングファームへの転職はエージェント経由でない方が応募先企業にとっては良いことです。
なぜならエージェント経由での入社が決まった場合ではあなたの転職先での年収の3割程度が人材エージェントに支払われるためコストがかかるからです。
なので採用ラインぎりぎりの候補者でエージェント経由と直接応募の場合では直接応募を採用する可能性が高いです。
しかし、エージェントのメリットはコンサルならではの面接の対策や職務経歴書の書き方、採用意欲の高い企業の特別求人を持っている可能性があることです。
また年収交渉においても転職希望者と利益相反しないので味方になってくれる可能性が高いです。
おすすめは総合系転職エージェントではなくコンサルに特化したこの会社です。
コンサルやITに特化しているだけあり、内定を取るための面接対策・職務経歴書のノウハウの蓄積されていますし、特化というだけあって特別求人も保有しているようです。
コンサルに転職した後もキャリアアップのためにコンサル業界での転職を考えているのであればコンサル志望のキャリアに役立つエージェントかもしれません。
まとめ
まとめるとコンサルをやりたければ現状の職場でご自身や部署をコンサルをしてみることをお勧めします。
コンサルの結果の実績が対外的にも評価に値する(=利益を上げるorコストを下げる)のであれば転職もよりスムーズにいくことでしょう。
エージェントに関しては一長一短ありますが特化型が転職できる可能性が高いです。
銀行から逃げるように転職するのではなく、圧倒して転職する方が必ずあなたのキャリアの役に立つと信じています。